楽天：通販にＡＩ アプリと連動…自動応答
いくつか疑問を感じざるを得ない。AIブーム花盛りだが、多くが第２世代のAIの域を越えていない本来イメージされるような品質でないものが非常に多い。本当にAIでまともに使えるチャットサービスは、Apple、Microsoftなど大手しか見たことがない。
そんな大手のチャットでさえ接客が可能なレベルとは言えない。魔法の杖のように「機械学習」とよく使われるが、入れたからといって大したことはない（※１）。
今後学習するからと言って、鳴り物入りでローンチされたチャットサービスが片言のお子様みたいなレベルであったら、彼が成長するまで顧客は相手してくれるであろうか？そんなレベルのAIに金に関わることで使いたいと思うだろうか？
この記事に元々楽天子会社のViberの名前はあるが、AI側を提供する会社名は伏せられている。間違いなく、Microsoftなどの大手ではないだろう（伏せる意味がない）。
果たして、AppleのSiriやMicrosoftのリンネを上回るほどのユニコーン企業を見つけたのだろうか？見つけたのであれば、サマージャンボ宝くじ一等を当てるよりも高確率だと思う。
宝くじが当たったことを心から祈る。
※１ 「機械学習」の技術自体はすごい。その技術進展はすばらしく、逆に【システムだけ導入】であれば、とても容易である。例えば、最近、AWSがリリースしたEMRを使えば、本当に手軽に導入できる。しかし、問題は、その「機械学習」のプラットフォームを使って、どのようなモノを作るかだ。
